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酒見武次郎

2011年入社

酒見武次郎

学生時代から外食業界で働くも、結婚を機に「昼間に働く土日休みの仕事」を求め、22歳でシーリング施工の職人へ。15年間、現代表の小川と同じ会社で勤務の後、独立した小川からの誘いを受け、当社へ入社。現在、工事部部長として社員・職人のマネジメントも担当。

同世代より稼げるようになりたい。

シーリング施工の仕事に就くまでは、ほとんど飲食店で働いていました。結婚を機に職人への道を歩み始めましたが、当時は学歴などに関係なく、やる気さえあればやったらやった分だけ稼げる、というのが魅力の一つと感じていました。とはいえ、職人の世界というのはやっぱり、勉強して覚えるというよりは自分の目で見て、自分の感覚で覚えるもの。自分は不器用な方だったので、技術や知識が身につくまでには時間もかかりましたし、歯がゆさも感じていました。それでも、一度この世界に飛び込んだ以上は、会社員として働いている同世代よりも稼げるようにならないともったいないし、入った意味がない、と考えていました。

経験した現場の数が、ものを言う。

職人としてシーリング施工に携わる面白さというのは、日に日に自分の技術の上達や成長が実感できることだと思います。個人的な感覚ではありますが、シーリング施工の仕事は器用な人であれ、不器用な人であれ、経験を積み重ねていけば上達するものです。まだ経験の浅い器用な人が仕上げた現場より、10年前後を経験した不器用な人の仕上げた現場の方が、ご発注をいただいたクライアント様にとって良い仕上がりになるものです。私が不器用な人間なのでそういう言い方をするのかもしれませんが(笑)、経験した現場の数が増えれば増えるほど、求められる仕上がりを納期通りに完成させられるようになると感じています。

今の方が喜びは大きい気がする。

現在は工事部部長というポジションを拝命し、職人のみなさんをマネジメントする仕事とともに、クライアント様との商談・交渉・折衝なども行なっています。難しいと感じるのは、マネジメントの方ですね。クライアント様とは、職人のみなさんの「代弁者」となればいいと考えていますが、自分も職人をやっていただけに職人のみなさんの気持ちは十分に理解できるがゆえに、納期やコストがあるからこうしてほしい、という希望をどうやって伝えたらいいものか、今でも悩みます。でも、納期やコストが思った通りに収まり、会社に利益をもたらすことができた時は、大きな達成感を得られます。自分が職人だった頃にしっかり稼げた時も達成感はありましたが、それよりも今の方が喜びは大きいように感じています。

安心して飛び込んできてほしい。

私がこの世界に入った当時は、親方がいて、白が黒と言っても親方の言うことは正しい、というような世界でした。でも今はそんなことは全くなく、当社で働く先輩の職人さんたちは当時から比べたら「優しい」という表現がこれほど似つかわしい人たちはいない、と思うくらい優しい人ばかりです。本当に、羨ましい(笑)。それに建設現場の仕事というと、ドラマに出てくるような工事現場を想像し、重いものを持ち上げたり、スコップで地面を掘り返したり、というイメージを抱くかもしれませんが、私たちが手がけるシーリングの施工という仕事はそこまで体を動かす仕事でもありません。力はそれほど必要ではないし、それに前述の通り器用か不器用かも、さほど大きな問題ではない。それに職人とは言っても、当社は正社員での雇用になりますから、安心して飛び込んできてもらいたい、と思います。
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